○
柳田力議長 次に、日程第3
報告事項について申し上げます。
報告第15号ないし第17号は、
専決処分の
報告について、また、
報告第18号及び
報告第19号は、令和元
年度一般会計及び
水道事業会計に係る
継続費精算報告書について、さらに、
報告第20号は令和元
年度川口市が出資した法人の
経営状況について、またさらに
報告第21号及び第22号は、令和元
年度決算に基づく
川口市
健全化判断比率について及び
川口市
資金不足比率についてでございます。 以上の8件につきましては、
地方自治法及び同
施行令並びに
地方公営企業法施行令及び
地方公共団体の財政の
健全化に関する法律のそれぞれの規定により、市長から
報告を受けております。 また、令和2
年度川口市
教育委員会事務点検・
外部評価報告書が、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定により、
教育委員会から提出されております。 これらの
報告書につきましては、さきに各
議員あて送付いたしておりますので、御了承願います。〔参 照〕
-市長提出報告- --------------
△閉会中
継続審査案件の
審査報告
△
都市基盤整備・
防災力向上特別委員長報告
○
柳田力議長 これより、日程第4
委員長報告として、閉会中の
継続審査とされました案件につき、各
特別委員会の
報告を求めます。 はじめに、
都市基盤整備・
防災力向上特別委員長に
報告を求めます。 39番
宇田川好秀議員 〔39番
宇田川好秀議員登壇〕(拍手起こる)
◆39番(
宇田川好秀議員) それでは、去る8月19日に開催されました当
委員会の
審査内容について、御
報告申し上げます。
報告事項の1として「近
未来技術等社会実装事業について」、
報告事項の2として「
下水道ストックマネジメント計画について」、それぞれ
報告を徴しております。 なお、
報告及び
質疑応答の概要につきましては、お手元に配付してございますので、御了承願います。 さらに、第一本庁舎において、
災害対策本部についての
現地視察及び
コンテナ式多
用途資機材搬送車(
支援車Ⅱ型)について、
DVD視聴をいたしましたことを付言いたしまして、
報告を終わります。(拍手起こる)
--------------
△
地域活力・
市民生活向上特別委員長報告
○
柳田力議長 次に、
地域活力・
市民生活向上特別委員長に
報告を求めます。 37番
吉田英司議員 〔37番
吉田英司議員登壇〕(拍手起こる)
◆37番(
吉田英司議員) それでは、去る8月18日に開催されました当
委員会の
審査内容について、御
報告申し上げます。
報告事項の1として「
川口市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略交付金事業の検証について」、
報告事項の2として「第2次かわ
ぐちグリーン・
エナジー戦略の
進捗状況について」、
報告事項の3として「
川口市立グリーンセンター活性化基本計画について」、それぞれ
報告を徴しております。 なお、
報告及び
質疑応答の概要につきましては、お手元に配付してございますので、御了承願います。 以上で
報告を終わります。(拍手起こる)
--------------
△
保健医療・
高齢者等福祉対策特別委員長報告
○
柳田力議長 続いて、
保健医療・
高齢者等福祉対策特別委員長に
報告を求めます。 40番
大関修克議員 〔40番
大関修克議員登壇〕(拍手起こる)
◆40番(
大関修克議員) それでは、去る8月17日に開催されました当
委員会の
審査内容について、御
報告申し上げます。
報告事項の1として「
保健所の令和元
年度実績について」、
報告事項の2として「
緩和ケア病棟整備計画について」、それぞれ
報告を徴しております。 なお、
報告及び
質疑応答の概要につきましては、お手元に配付してございますので、御了承願います。 以上で
報告を終わります。(拍手起こる)
--------------
△
次世代支援・
教育力向上特別委員長報告
○
柳田力議長 最後に、
次世代支援・
教育力向上特別委員長に
報告を求めます。 38番
稲川和成議員 〔38番
稲川和成議員登壇〕(拍手起こる)
◆38番(
稲川和成議員) それでは、去る8月19日に開催されました当
委員会の
審査内容について御
報告申し上げます。
報告事項の1として「
待機児童の状況及び解消に向けた対策について」、
報告事項の2として「
教育委員会定例会の
開催状況について」、
報告事項の3として「いじめ問題の現状について」、それぞれ
報告を徴しております。 なお、
報告及び
質疑応答の概要につきましては、お手元に配付してございますので、御了承願います。 以上で
報告を終わります。(拍手起こる)
○
柳田力議長 以上で各
特別委員長の
報告は終わりました。よろしくお願いいたします。
--------------
△
市長提出議案(
議案第97
号~議案第113号)
○
柳田力議長 これより、日程第5
議案第97号「令和2
年度川口市
一般会計補正予算(第5号)」ないし日程第21
議案第113号「
市道路線の廃止について」までの以上17
議案を
一括議題といたします。〔参 照〕
-市長提出議案- --------------
△
提案理由の説明
○
柳田力議長 提案理由の説明を求めます。 〔奥ノ
木信夫市長登壇〕
◎奥ノ
木信夫市長 本日、9月
市議会定例会を招集いたしましたところ、
議員の皆様には、公私にわたり大変御多用の中、御健勝にて御参集を賜り、厚く御礼を申し上げます。 まず、本市における
新型コロナウイルス感染症の現状について申し上げます。 9月6日までに443名の方が陽性となり、12名の方がお亡くなりになりました。謹んで哀悼の意を表しますとともに、治療中であります方々に心からお見舞いを申し上げます。 私はさきの6月
市議会定例会で、6月1日までに111名の方が陽性となり、10名の方がお亡くなりになりましたと申し上げました。そのときから現在までに、
陽性者数は300名以上増えた一方、お亡くなりになられた方は2名であることから、第1波では
感染者は少ないが
死亡率が高かったところ、第2波では
感染者は多いが
死亡率が低くなっており、
新型コロナウイルス感染症の状況も、
治療法の進展や市の
感染症対策に加え、市民の
皆さんの常に
感染防止を意識した行動などにより、変化が表れてきているところであります。 さて、
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大に伴う
緊急事態宣言が、
感染者の減少を受け5月25日をもって解除されてから、3か月が経過しました。しかしながら、人々の活動が活発になるに従い、
感染者は増え続け、特に人と経済が集中している東京都をはじめとした1都3県の
感染者は国内のおおよそ半数を占める状況であり、東京都に隣接する本市においても日々新たな
感染者が発生しております。 私は
緊急事態宣言解除後に、再び感染が拡大することも想定し、これまでの
新型コロナウイルス感染症対策の経験をもとに、油断することなく、
危機感を持って万全の準備を整えることを
関係部局に指示しておりましたが、7月に入り、市内の
感染者が著しく増加したことを受けて、直ちに様々な部局から職員を参集し、
新型コロナウイルス感染症対策を担当する
市保健所の体制を、平常時の32名から50名、さらには64名に拡充したところであります。参集した職員は強い
使命感で結ばれ、一丸となって
相談電話や
受診調整、
検体搬送などの業務に取り組んでおります。 市民の
皆さんには引き続き、うつらない、うつさないための
基本ルールである「手洗いの徹底」、「マスクの着用」、「
身体的距離の確保」、「密閉・密集・密接の回避」など、常に
感染防止を意識した行動を徹底していただきたいと存じます。 今後も
議員の皆様をはじめ、市民の皆様、
事業者の皆様、そして
医療関係者の皆様など、多くの方々に御協力と御尽力を賜りながら、全力で
新型コロナウイルス感染症対策に取り組んで参る所存であります。 それでは、
提案理由の説明に先立ちまして、お許しをいただき、所信と市政に関する
報告を申し述べたいと存じます。 はじめに、
新型コロナウイルス感染症に関連する市の事業についてであります。 第1点は、
医療機関へのさらなる支援についてであります。
新型コロナウイルス感染症患者が4月に入り増加するなか、県内の
感染症指定医療機関等は満床となり、市民にも
自宅待機者が発生している状況でありました。これを受け、私は市内の
医療機関の外来や
入院体制の
拡充等が必要であると考え、御協力いただける
医療機関を支援する市独自の
補助制度を県内でいち早く創設し、
市内医療提供体制の強化に取り組んで参りました。
市内医療機関の御協力を受け、現在では市内の
入院患者の
受入れ医療機関は6か所に増え、市民に適切な医療を提供しているところであります。しかし、これから
インフルエンザ等が流行する時期を迎え、
発熱等の症状がある方が安心して受診できる
医療提供体制の確保が急務であることから、私はさらなる
支援策として、発熱している患者を診察し、必要に応じて
PCR検査のための検体を採取する
発熱外来を設置した
医療機関に対しての
補助制度を追加し、現在44か所の
医療機関が
発熱外来を設置したところであります。今後も
川口市
医師会等と協力しながら、できる限り地区に偏りがないように配慮しつつ、50か所を目標に
発熱外来の設置に努めるとともに、医師の判断により
唾液等による
PCR検査を実施するなど、市民の
皆さんが断られることなく、受診しやすい
医療提供体制の整備に取り組んで参ります。また、このほかにも歯科を含む
医療機関が、
診療体制を確保するために実施した
感染防止策等に対しても補助を追加して参りたいと存じます。 第2点は、さらなる
緊急経済対策についてであります。 これまでに、市内の
中小企業、
小規模事業者及び
個人事業者等に対し、この困難な時期を乗り切っていただくために、全国に先駆け、市独自の
小規模事業者等事業継続緊急支援金及び
中小企業等事業継続支援金を支給して参りました。これらの
支援金につきましては、1万6,000件を超える申請を受け、約16億円を支給したところであり、この厳しい状況のなかで非常にありがたかったなど、多くの感謝の声をいただいているところであります。 しかしながら、
新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない状況のなかで、家賃が
固定経費のなかで大きな割合を占めていることを踏まえ、私はさらなる支援を的確に実施する必要があると考え、市内の
飲食店等に対する
家賃支援金を新たに支給することを決断いたしました。さらに、こうした
事業者への直接的な支援に加え、年末商戦に合わせプレミアム率を引き上げ、これまでの倍の発行総額24億円に規模を拡大して実施する“元気”
川口商品券事業を支援することにより、消費の回復に努めるとともに、市内経済の底上げを図って参る所存であります。 第3点は、妊産婦及び子育て世帯への支援についてであります。
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大が続くなか、妊産婦は日常生活が制約され、里帰り出産が困難な方もいるなど、不安を抱えた状況に置かれています。こうしたことから、私は少しでも妊婦の方が安心できるよう、健診時の移動を支援するために、交通費等を補助するとともに、国の制度を活用して、妊婦が分娩前に
PCR検査を希望した場合の検査費用を負担することといたしました。さらに、保健師等の専門職員による心のケアなどの寄り添った支援を実施するとともに、家計への支援として、国の特別定額給付金の基準日を過ぎて生まれた子どもを対象に、市独自に特別給付金を支給するなど、子育て世帯を支援して参る所存であります。 これらの事業により、
市内医療機関、市内
事業者及び市民の
皆さんに、適宜適切に支援を行なっていくために、今議会に関連する
議案を提出いたしておりますので、
議員の皆様には何とぞ御可決を賜りますようお願い申し上げる次第であります。
新型コロナウイルス感染症の収束までの道のりは、いまだ険しい状況ではありますが、これからも関係する全ての
皆さんと緊密な連携の下、私は先頭に立ち、全庁一丸となって全力で取り組んで参る所存であります。 次に、市政に関しまして数点御
報告を申し上げます。 第1点は、3大プロジェクトについてであります。
川口市立高等学校につきましては、アリーナ棟などの建設が順調に進み、12月に完成を迎える予定であり、来年1月からは体育の授業や部活動、式典などが広く快適な施設で実施されることとなります。さらに、第2校地につきましても、既存校舎の解体に続き、野球場などの整備に向けた準備を進めており、令和3年度に完成する予定であります。私が市長就任以来取り組んできた、本市の3大プロジェクトの1つである
川口市立高等学校は、これまで培ってきた質の高い教育と、最新の施設設備が整うこととなり、本市のリーディング校として生徒のさらなる活躍を大いに期待するものであります。 イイナパーク
川口は、大切な
川口の自然を未来の子どもたちへつないでいくため、昆虫などが住める落葉広葉樹の雑木林づくりに対して、樹木寄附を募ったところ、募集開始の初日に予定数を超える応募をいただくなど、多くの方に賛同いただき、100本を超える樹木を来年3月までに植樹することとなりました。樹木の種類は、オオムラサキなどの幼虫の食餌木となるエノキ、カブトムシの成虫などが樹液を好むクヌギ・コナラ、ミドリシジミの幼虫の食餌木となるハンノキであり、子どもたちが昆虫などと触れ合い、自然の中で遊びながら新たな発見ができる環境学習の場である雑木林の令和3年度の開園を予定しております。また、ハイウェイオアシスについては、全天候型の遊具施設を含む各施設の建設工事を10月に着手する予定であります。 新庁舎の建設は、2期棟の令和6年度の完成を目指し、現在、旧本庁舎の解体等を進めているところでありますが、この機会を有効に活用し、8月3日から6日までの間、消防局による人命救助のための訓練を実施したところであります。通常の訓練では困難である、実際の壁や床に穴を開けて救出するブリーチング訓練などを実施することができ、貴重な経験を得たところであります。60年にわたり多くの市民に愛されてきた旧本庁舎は、最後まで市民のために働いてくれたものと感謝の念に堪えないところであります。 これからも各事業の完了まで、遺漏なきよう努めて参る所存であります。 第2点は、「
川口市市産品フェア2020」についてであります。 本市には鋳物、機械、植木をはじめ、伝統と技術に培われた
川口ブランドが数多く存在しており、経済が打撃を受けている現状においても、ピンチをチャンスに変える
感染症対策製品が続々と開発されております。私は市産品フェアにより、このような本市のすばらしい製品や技術をぜひとも継続して市内外へ発信していきたいという思いから、開催期間をこれまでの3日間から2日間に短縮し、
感染症対策をしっかりと講じた上で、今年度も開催する決断をいたしたところであります。今回は市内業者の
新型コロナウイルス感染症関連製品を一堂に集めた特設ブースを設置することにより、市民の健康を守り、医療現場の需要にも応えられる優れた製品を御覧いただくとともに、ビジネスへもつなげていただきたいと思っております。そのために、昨年、好評を博したビジネスマッチングを引き続き実施するほか、出展者プレゼンテーションをウェブ配信し、来場されなくても事業所や自宅等において御覧いただける環境を整え、開催して参りたいと存じます。 第3点は、戸塚環境センター施設整備についてであります。 本事業につきましては、
川口市戸塚環境センター施設整備
事業者選定
委員会を8月6日に立ち上げ、
事業者選定の基準及び
事業者からの提案の審査などに関する事項の調査審議に着手いたしたところであります。本市にとって極めて重要かつ大規模な事業でありますことから、私はこれまでに都城市等の施設を視察し、施設の安全性、環境への配慮などのほか、地元経済への貢献などについて、他の自治体の現況を自ら調査したところであります。事業を進めるに当たっては、この視察で得た知見等を活かし、国の交付金の活用や経済性に優れた事業方式の導入など、支出の抑制や財源の平準化を図るとともに、市内
事業者への発注、市産品の活用、地元雇用を積極的に推進することにより、市内経済の活性化に寄与する事業とすべく、鋭意取り組んで参る所存であります。 さて、今回提案いたしました議案は、予算
議案3件、条例等の一般
議案21件であります。 予算
議案につきましては、一般会計において
緊急経済対策費等に係る38億8,182万3,000円の補正を、特別会計では介護保険事業特別会計において5,913万2,000円の補正を、また企業会計では
水道事業会計において8,153万5,000円の減額補正をそれぞれお願いするものであります。 次に、一般
議案でありますが、「
川口市立かわ
ぐち市民パートナーステーション設置及び管理条例の一部を改正する条例」など、条例議案4件、契約議案2件、財産の取得
議案1件、訴えの提起
議案2件、和解
議案2件、
専決処分の承認
議案1件、
市道路線の認定及び廃止議案2件、決算認定
議案4件、人事
議案3件であります。それぞれの
議案内容につきましては、この後、副市長から説明を申し上げますので、慎重に御審議を賜り、御可決くださいますようお願いを申し上げる次第であります。 どうもありがとうございました。
--------------
△
議案説明 〔瀧川聡史副市長登壇〕
◎瀧川聡史副市長 命によりまして、上程
議案のうち、私からは予算
議案の概要を御説明したいと存じます。 今回補正いたしますのは、一般会計のほか、特別会計1、企業会計1の合わせて3会計でございます。 それでは、
議案第97号「令和2
年度川口市
一般会計補正予算」の歳出から御説明申し上げますので、補正予算説明書の16ページをお開きいただきたいと存じます。 まず、2款総務費でありますが、国外転出者のマイナンバーカード等の利用に係るシステム改修費を計上するものであります。 次に、3款民生費でありますが、1項社会福祉費の社会福祉総務費は、
新型コロナウイルス感染症にかかわり、住居確保給付金の要件緩和に伴う申請者が急増していることから給付金を増額し、障害者総合支援事業費は、
新型コロナウイルス感染症にかかわり、障害福祉サービス事業所が購入するマスク・消毒液等の経費及び
感染者が発生した場合の対応に係る経費等に対する補助金を計上するほか、民間の障害者福祉施設の改築に伴い補助金を増額し、2項老人福祉費は、
新型コロナウイルス感染症にかかわり、介護サービス事業所等が行う
感染者が発生した場合の対応に係る経費等に対する補助金を計上し、3項児童福祉費の児童福祉総務費は、
新型コロナウイルス感染症にかかわり、民間放課後児童クラブが購入するマスク・消毒液等の経費及び登園自粛に伴う利用料の減免額に対する補助金を計上するほか、保育所の公定価格改正等に伴うシステム改修費を計上し、ひとり親家庭福祉費は年金情報の中間サーバーへの一括照会機能を追加するシステム改修費を計上し、保育所費から18ページの家庭保育室費までは、
新型コロナウイルス感染症にかかわり、各児童福祉施設等が購入するマスク・消毒液等の経費を計上し、新生児特別給付金給付費は、国の特別定額給付金の基準日を過ぎて生まれた子どもに対する給付金を計上し、4項生活保護費は、無料低額宿泊所のうち、専門的・個別的支援を提供する日常生活支援住居施設の入所者に対する支援を行うための経費を計上するものであります。 次に、4款衛生費でありますが、1項保健衛生費の保健衛生総務費は、
新型コロナウイルス感染症にかかわり、
PCR検査センターの運営経費及び
新型コロナウイルス感染症対応協力
医療機関への補助金を増額し、
保健所費は食品衛生法改正等に対応するシステム改修費を計上し、予防費は
新型コロナウイルス感染症にかかわり、感染症患者の入院医療費等の公費負担額などを増額するとともに、患者の移送、
検体搬送に係る経費を計上し、20ページに参りまして、保健活動費は
新型コロナウイルス感染症流行下における妊婦等への支援に係る経費を計上し、衛生検査費は
新型コロナウイルス感染症にかかわり、
PCR検査実施のための試薬等の購入費を増額するものでございます。 次に、5款労働費でありますが、今年度の職員配置に合わせ人件費を増額するものであります。 次に、7款商工費でありますが、
新型コロナウイルス感染症にかかわり、店舗を賃借し
飲食店等を営む
小規模事業者に対する家賃の
支援金を計上し、感染症拡大防止のための店舗改修等を実施する場合に、補助率、上限額を引き上げたことから補助金を増額するとともに、低迷している市内経済の活性化を図るため、
川口商工会議所等が実施する商品券発行事業に対する補助金を計上するものであります。 次に、22ページに参りまして、8款土木費でありますが、2項道路橋りょう費は、安行領根岸地内、上根橋交差点の交差点改良を実施することから工事費等を計上し、4項都市計画費は令和2年9月に予定していた水道料金の改定延期に伴う減収分を補てんすることから補助金を計上するものであります。 次に、10款教育費でありますが、1項教育総務費は
新型コロナウイルス感染症にかかわり、放課後児童クラブにおけるマスク・消毒液等の購入費などを計上するほか、国・県補助金を受け入れることに伴い財源更正し、2項小学校費、3項中学校費の学校管理費は、児童生徒の学びを保証するための取り組みに必要な経費を計上するとともに、国のGIGAスクール構想の実現に向けたタブレット端末の保守等に係る経費を計上するものであります。 次に、24ページに参りまして、4項高等学校費は生徒の学びを保証するための取り組みに必要な経費を計上するとともに、工事工程の変更により、令和3年度に予定していた旧総合高校体育館解体に伴う廃棄物処理を前倒しで実施するための経費を計上し、7項学校保健費は
新型コロナウイルス感染症にかかわり、市立幼稚園及び小中学校におけるマスク・消毒液等の購入に係る経費などを計上するほか、小中学校の学校給食中止により売上げが減少した
事業者に対する補助金を計上するものであります。 以上で歳出の説明を終わり、続いて、歳入について御説明申し上げますので、10ページへお戻りいただきたいと存じます。 まず、16款国庫支出金でありますが、1項国庫負担金の民生費国庫負担金は、住居確保給付費負担金の増が見込まれることから増額するとともに、日常生活支援住居施設において新たな支援を行うことから増額し、保健衛生費国庫負担金は
新型コロナウイルス感染症への対応に伴い増額し、2項国庫補助金の総務費国庫補助金は国外転出者のマイナンバーカード等の利用のため、システム改修を実施することから増額し、民生費国庫補助金は
新型コロナウイルス感染症への対応に伴い増額するほか、民間障害福祉サービス事業所施設整備及び年金情報一括照会機能を追加するシステム改修に係る補助金を受け入れることから増額するものであります。 12ページ、保健衛生費国庫補助金及び教育費国庫補助金は、
新型コロナウイルス感染症への対応に伴い増額し、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は交付決定されたことから受け入れるものであります。 17款県支出金でありますが、
新型コロナウイルス感染症への対応に伴い受け入れるものであります。 14ページ、21款繰越金は、前年度の決算剰余金の一部を補正財源として追加するものであります。 以上で予算第1条歳入歳出予算の説明を終わり、続いて、予算第2条第2表繰越明許費について御説明申し上げますので、5ページをお開きいただきたいと存じます。 繰越明許費でありますが、商品券発行支援事業において、年度内の事業完了が困難なことから繰り越すものであります。 次に、予算第3条第3表債務負担行為補正でありますが、障害者福祉施設整備強化支援事業補助金につきましては、年度内に補助金の交付決定が必要なことから、戸塚環境センター施設整備・運営管理業務につきましては、年度内の募集公告が必要なことから新たに設定するものでございます。 以上で
議案第97号「令和2
年度川口市
一般会計補正予算」の説明を終わり、引き続き、特別会計の補正予算について御説明申し上げます。 29ページからの
議案第98号「令和2
年度川口市
介護保険事業特別会計補正予算」であります。 まず、38ページの歳出でありますが、4款基金積立金は、令和元年度介護給付費交付金の確定に伴い、追加交付分を積立金として計上し、5款諸支出金は、令和元年度地域支援事業支援交付金の確定に伴い、超過交付分を返還するものであります。 戻りまして、36ページの歳入でありますが、3款支払基金交付金は追加交付分を増額し、7款繰越金は返還金の財源として増額するものであります。 以上で特別会計の説明を終わり、最後に企業会計について御説明申し上げます。 41ページからの
議案第99号「令和2
年度川口市
水道事業会計補正予算」であります。 今回の補正は、
新型コロナウイルス感染症による市民生活や地域経済への影響を考慮し、令和2年9月に予定していた水道料金の改定を4か月延期することから、減収分の補てんとして一般会計からの補助金を計上するものでございます。 以上で予算議案の説明を終わります。 よろしく御審議を賜り、御可決くださいますようお願い申し上げる次第でございます。 〔清水竹敏副市長登壇〕
◎清水竹敏副市長 続きまして、一般議案について御説明申し上げますので、一般議案書をお開きください。 まず、1ページの議案第100号は、並木町市街地施設付住宅が除却されることに伴い、かわぐち市民パートナーステーションの分館を閉館するものであります。 2ページの議案第101号は、耐震診断の結果、建替えが必要とされた領家保育所を移転するものであります。 3ページの
議案第102号は、基準省令の一部改正に伴い、居宅介護支援事業所ごとに置く常勤の管理者の資格要件について、省令と同様の内容で改正を行うものであります。 4ページの
議案第103号は、耐震診断の結果、建替えが必要とされた領家公民館を移転するものであります。 5ページ及び6ページの2
議案は「
工事請負契約の締結について」で、5ページの
議案第104号は、仲町市街地施設付住宅が除却されることに伴い、併設している
仲町保育所について、移転先用地にて建替え工事を行うもので、6ページの
議案第105号は、
川口市立高等学校第2校地整備にあたり、グラウンド整備工事を行うもので、いずれも2か年継続事業として実施するものであります。 7ページの
議案第106号「財産の取得について」でありますが、GIGAスクール構想の実現に向け、児童生徒用及び教員用パソコン端末を購入、整備するものであります。 8ページ及び9ページの2
議案は「訴えの提起について」で、8ページの
議案第107号は、国民健康保険税の滞納者に不当利得の返還義務がある第三債務者に対し、
差押債権の支払いを求め
支払督促の
申立てを民事訴訟法の規定により、東京簡易裁判所に行うものでありますが、督促異議の
申立てがあった場合には、支払い督促の
申立て時に訴えの提起があったものとみなされるため、あらかじめ議決を求めるものであります。 9ページの
議案第108号は、国民健康保険税の滞納者に不当利得の返還義務がある第三債務者に対し、
差押債権の支払い等に係る訴えを、さいたま地方裁判所に提起するため、議決を求めるものであります。 10ページの
議案第109号「
和解契約の締結について」でありますが、
川口市
動物管理センターにおける
収容犬の
咬傷事故について、解決金の支払義務があることを認め、相手方と和解をするものであります。 11ページの
議案第110号「
訴え提起前の和解について」でありますが、
市営住宅の家賃を長期にわたり滞納している者に対して、
市営住宅明渡し請求の訴訟対象者決定通知書を送付したところ、和解したい旨の申出があり、本市の和解基準の履行が見込まれるため、
川口簡易裁判所へ
申立てを行い、相手方と和解をするものであります。 13ページの
議案第111号「
専決処分の承認について」でありますが、
PCR検査結果の誤
報告に係り相手方と和解をするもので、緊急を要したことから
地方自治法の規定により
専決処分をいたしたものであります。 15ページの議案第112号は道路の認定
議案であります。 その内容は、開発行為により帰属した道路を認定するものであります。 最後に、16ページの
議案第113号は道路の廃止
議案であります。 その内容は、一般交通の用に供していない道路を廃止するものであります。 以上が
提案理由の概要であります。 よろしく御審議を賜り、御可決くださいますようお願い申し上げる次第であります。
○
柳田力議長 以上で
提案理由の説明は終わりました。
--------------
△
次会日程の
報告
○
柳田力議長 本日の議事はこれにて打ち切り、散会となし、明日9月8日から13日までの6日間を
議案等調査及び精読のため休会とし、9月14日午前10時から本会議を開きますので、よろしくお願いいたします。 なお、当日は上程
議案に対する質疑並びに市政に対する質問を行うことになっております。発言を望まれる方は、発言通告書を来る9月9日午前10時までに議会事務局に御提出くださるようお願いいたします。
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△散会の宣告
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柳田力議長 本日は大変御苦労さまでした。 これをもって散会といたします。午前10時51分散会
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